只今修理中【ハンドメイドルアー】 - 2018.03.03 Sat
去年、最大のシーバスを連れてきてくれたハンドメイドルアー・・・
こうなっちゃいました・・・。(^-^;
関連過去ログ:イナッコパーリィで2発!【釣行記】
あの釣行記でも書きましたが、テールフックのアイを何かに当ててしまいボディが割れてしまいました。
そこから浸水したのだと思いますが、中の移動ウエイトが引っかかってウエイトの動きが悪くなってしまいました・・・。
そのまま記念として保存しても良かったのですが、ルアーは使ってなんぼの物。
修理をする事にしました。
ボール紙で作ったテンプレート(設計図)があるので、それを見ながら移動ウエイトの通り道を確認。
そこへ穴を開けてウエイトを取り出し、乾燥させる事約2ヶ月・・・。
ウエイトをルアーに戻してみましたが、やっぱり引っかかる・・・。
仕方なく、タングステンウエイトの大きさを一回り小さく(6mm→5.5mm)しました。
ウエイトを入れた穴を塞ぎ、減った分の重さを鉛オモリで調節。
腹に溝を切ってオモリを埋め込んで、接着剤で固定。
浸水の原因となったテールアイは、少し削り込んでPEラインを巻いて補強しました。
何処かのブログでテール部分に糸を巻くとアイの補強になる・・・と、書いてあったのを思い出しました。
(すみません・・・どこのブログだったのか忘れてしまいました・・・)
そもそも、作った時にステンレスワイヤーの手持ちに1mmが無くて0.8mmにしてしまったのも原因なんですけどね・・・。
リップ形状の型を取った後に切り、現在はセルロースセメントで下地を作ってるところです。
そういえば、小さすぎた目も大きく彫り込んで修正もしました。
同時に、年末から作ってるデカいウエイク系も、同時進行で作業を進めてます。
修理しているのと含めて、秋までに間に合えば良いかなぁ。
今年はコイツらでデカいのを仕留めたい!
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とっ散らかった・・・【ルアーリペア】 - 2018.02.25 Sun
この週末はルアーの塗装大会。
ハンドメイドルアーの他、修理をしておいたグース90Fも塗装しました。
東急ハンズでスチール球を手に入れたので、それを使ってリペア。
グースの方は5mm球、エリテンの方は4mm球をそれぞれ2個ずつ。
錆びたスチール球を取り出した穴は、ABS樹脂の棒材を削り出して、今回もABS専用接着剤で接着。
ABS樹脂は本当は透明の棒材が欲しかったのだけど、白しか無くて・・・。
既に接着から1ヶ月近く経っているので、接着剤で一度溶けて柔らかくなったABSもカチカチに固まってます。
出っ張った棒材を削り、サンドペーパーで綺麗に整えたら塗装に入ります。
(今回は塗装したのはグースのみ)
土曜にカラー塗装。
1日乾燥させてから、日曜に2液ウレタン塗料でクリアーコート。
全部で7本塗装させ、内2本はマット仕様。
ちょっと試したかったカラーを、この修理したグースで試してみました。
吹いたのは2色のカラー(パールを含めると3色)だけど、良い感じの色合いになりました。
クリアーコートは、グロス分とマット分の塗料を分けずに主剤と硬化剤を混ぜ、グロス分を吹いた後の残った分に計算して艶消し剤を混ぜようと算段していたのだけれど・・・
容器を置いたあと、手で引っかけてしまい半分程を溢してしまう・・・。(>_<)
クリアーコート分は何とか吹けたのだけれど、マット分が無くなり、改めて作り直すハメに。
最近、物を落としたり、引っかけたりする事がたまにあります。
歳とったせいかなぁ~・・・。
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ABS樹脂ルアーの修理は専用接着剤で!【ルアーリペア】 - 2018.01.24 Wed
先日、バチシーズンで使う(使いたい)アイテムを買うために釣り具店へ出かけました。
その際、中古ルアーコーナーも覗いてきましたが・・・
1個のルアーに目が留まりました。
そのルアー、ボロボロです。
頭の直ぐ後ろに修理痕らしき部分も見えたので、普通なら買わないルアーなんでしょう。
「私を修理して・・・」
そんな声が・・・聞こえたような・・・。
そして、それを買ってきました。
税別300円。
アルコールに漬けて塗装を剥がすと・・・
やっぱり、修理の痕。
しかも、見た感じからエポキシ接着剤で修理されてます。
試しに、頭をちょっと強めに捻ったら・・・
ポキッ!
と、折れました・・・。
ABS製のルアーは、エポキシ接着剤で修理しちゃダメです。
しかも、使用中に割れると大抵は隙間に塩水が入りますからね、破断面に汚れが付いた状態で接着しても完璧に着きませんし。
針で突いて穿り返し、こんな風に隙間に詰まったエポキシを取り出します。
簡単に取り出せちゃいます・・・と、言う事はちゃんとくっ付いて無いって事ですもんね。
あ、コレでルアーが何か判りましたね。
ガイア エリア10
(この時点で、塗装はあらかた剥がしてあります)
綺麗に見えますが、中は錆びでクリアーボディがオレンジ色に薄汚れてます。
エポキシを全部取り出してみると、頭がポッキリと折れて貫通ワイヤーだけで繋がってる状態。
横っ腹から穴を開けて移動ウエイトを取り出してみると・・・
やっぱり、錆びて正露丸。
ここからの錆びがあちらこちらに飛び散って、内部が薄オレンジに汚れてしまってます。
そこで、ジップロックに液体の錆び取りクリーナーを入れて、ルアーごと漬けこんで内部の錆びを鎔かし落としました。
(実は、錆び汚れが酷いところは、塩酸で溶かしちゃいましたw)
30分程漬けこみ、水洗いしてエアブロアーで内部の水を吹き飛ばすと・・・
こんなに綺麗に。
割れた頭は、ABS樹脂で作られていますので、当然ABS専用接着剤で接着。
アクリルサンデーでも接着出来ますが、今回は完全に割れて隙間が多くなっているので、粘度が高いセメダインのABS専用接着剤で。
ABS用 30ml【CA-243】 セメダイン [セメABSヨウ30ML]【返品種別B】 |
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隙間部分にタップリ付けて、頭とボディを押えて少しグリグリっとズラしてボディを溶かした後に、元の位置に戻してそのまま少し待つ。
固まり始めたら、テールアイに針金を引っ掛けて吊るしておきます。
このまま、最低2週間、出来れば1ヶ月程待つと一旦溶けたABS樹脂がカチカチに完全硬化するので、元に近い強度が保てます。
ABS樹脂にはエポキシ接着剤でなく、樹脂を溶かしてくっ付ける溶剤系の専用接着剤。
エポキシは万能ではありまんせん。(特に接着面が汚れいるとダメです)
ヒビ割れにはサラサラしたこちらがオススメ。
アクリサンデー アクリル板専用接着剤 30ml |
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リペイント【DIY】 - 2016.12.25 Sun
手首、やっと治ってきました。
風邪も完治するまで1ヶ月程掛かりましたし、歳をとると体のあちこちの修理にこうも時間が掛かるものかと・・・。
先日の某会合の忘年会でもこんな話が出ましたが、五十路を超えると更にヤバいらしい・・・嗚呼、なんてこったい・・・。
2016年のシーバスも既に終え、気持ちはスキーへ♪
車は、スタッドレスタイヤも履かせ、ワイパーもスノーブレードに交換して雪国仕様へ。
道中での子供達の暇つぶしにタブレットで映画を見せているのですが、その固定器具も搭載完了。
今シーズンも始まった、五ヶ瀬ハイランドスキー場の小芝居を効かせたCM動画を見ながら気分を盛り上げているところです。
今シーズンも、南ちゃん健在w
(近かったら行きたいところですが・・・さすがに九州では・・・)
28日から正月休みに入るので、奥さんの実家への帰省がてら新潟の妙高杉ノ原スキー場でスキーシーズンインの予定です。
さて、終わったといっても何もせずには居られません、来シーズンの準備も着々と進行中。
最初に作りそこそこの成績を上げたシンペーちゃんも、バージョン2を作っているところ。
また、GW頃からのボウズ記録を埋めるべく、60mmクラスの小型ミノーも開発中。
次シーズンも自作物でガンバリマス。
と・・・は、いうものの、この冬も何度か釣りには行きたいところ。
その厳冬期に使うべく、中古ルアーでデカめな物を物色しています。
今回は、そんな中の2本をリペイント。
まずは、1本目・・・ジップベイツのザブラシステムミノー139F。
手に入れた時には既にハゲハゲ・・・闇イワシと言うカラーでしたが、ボディはカラーが剥げてスケスケ。
ボディは薄くシルバーを塗り、背中はメタルブラックにラフシルバーを混ぜたカラーで塗装。
何だか、ワカサギカラーとしてはピッタリになりましたが、ちょっとボラっぽい要素も入れてみました。
(入れない方が良かったか・・・)
腹側は薄く蛍光クリアーオレンジを塗るだけにしてみました。
そして、もう1本・・・マングローブスタジオ サルディナ 127F。
元カラーは不明・・・クリアーボディにレッドヘッドならぬオレンジヘッドでしたが、日光に焼けたような褪せた色になってました。
そこで、このカラー配置を踏襲・・・蛍光レッドヘッドにしてみました。
レッドヘッド部分とボディサイドは、レッドパールを。
背中には、ゴールドパールを吹いてみました。
釣りも忘れてませんw
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ウエイトの動かないグース「塗装するよ!」編【DIY】 - 2016.07.31 Sun
はい、前回からの続きです。
前回は、中古で買ったグース90Fの移動ウエイトの動きが鈍いので意を決してボディに穴を開けて修理をするというお話でした。
今回は、そのルアーに塗装をします。
まず、下塗り・・・
の、前に、下地作り。
ABS樹脂製ルアーの場合、大抵は表面がツルツルです。
プラサフなどサフェーサー成分が入った塗料で食いつきを良くする方法もありますが、もっと食いつきを良くする為にルアー表面を軽くサンディング(削る)します。
サンディングには、スポンジマットにサンドペーパーが付いたような商品があるので、それを使うと曲面でも簡単に処理する事が出来ます。
サンディングには目の細かい番手で十分・・・表面に薄っすらと傷が付く程度でOK。
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サンディングが出来たら、リップ部分は透明のままにしたいので、マスキングテープを貼って塗料が付かないようにマスクします。
(↑マスキング、忘れないように・・・重要)
マスキングが出来たら、ペーパータオルにアルコールを浸み込ませた物などで表面を拭いて削った粉や脂分を除去。
下地には軽く染めQの「ミッチャクロン」を吹き、乾いたらソフト99の「プラサフ」を吹いて下地を作ります。
この上に、発色を良くする為に白を吹きます。
今回は、フィニッシャーズのファンデーションホワイト。
隠ぺい力が強い塗料なので、プラサフのグレーも直ぐにマスクしてくれます。
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ベースの白が塗れたら、腹は蛍光レッド、背中は蛍光グリーンを塗装。
すみません・・・ココからやっと画像が・・・。(^_^;)
次にボディにはゴールドを塗装。
今回は、Mr.カラーの「ラフゴールド」・・・ゴールド片が大き目なので、このままでも十分キラキラします。
「ラフシルバー」共にオススメのカラー。
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ここまでくれば何色に塗装しているのかお分かりでしょう。
名古屋港で有効なカラー、グリーンゴールド。
ただ、ここで終わりません。
この上にラメパウダーをふりかけます。
ゴールドまで塗装が終わったら、クリアーを片面ずつ吹きます。
この時の塗料は、表面が少し濡れた感じまで少し多めに。
片面を塗装した直後にラメパウダーを振りかけます。
クリアーカラーを接着剤代わりに使うという方法です。
(ラメパウダーの振りかけ方は、後日紹介します。)
片面にラメを振りかけた後に、その上からクリアーをもう一度吹き、ラメを固定します。
片面が終わったら、反対側も同じような行程でラメを付着させます。
ラメを付け終えたら、リップのマスキングテープを外してクリアーコートをして完成。
こんなカラーになりました。
ラメパウダーはあくまでも軽く振りかけるのみ・・・隙間多めです。
ベースカラーは下に塗装したラフゴールドで、乱反射を強めてアピールを強くする為のラメパウダーです。
なかなか良い色になったでしょ。
次回のルアーDIYは、ラメパウダーふりかけ編です。
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前回は、中古で買ったグース90Fの移動ウエイトの動きが鈍いので意を決してボディに穴を開けて修理をするというお話でした。
今回は、そのルアーに塗装をします。
まず、下塗り・・・
の、前に、下地作り。
ABS樹脂製ルアーの場合、大抵は表面がツルツルです。
プラサフなどサフェーサー成分が入った塗料で食いつきを良くする方法もありますが、もっと食いつきを良くする為にルアー表面を軽くサンディング(削る)します。
サンディングには、スポンジマットにサンドペーパーが付いたような商品があるので、それを使うと曲面でも簡単に処理する事が出来ます。
サンディングには目の細かい番手で十分・・・表面に薄っすらと傷が付く程度でOK。
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サンディングが出来たら、リップ部分は透明のままにしたいので、マスキングテープを貼って塗料が付かないようにマスクします。
(↑マスキング、忘れないように・・・重要)
マスキングが出来たら、ペーパータオルにアルコールを浸み込ませた物などで表面を拭いて削った粉や脂分を除去。
下地には軽く染めQの「ミッチャクロン」を吹き、乾いたらソフト99の「プラサフ」を吹いて下地を作ります。
この上に、発色を良くする為に白を吹きます。
今回は、フィニッシャーズのファンデーションホワイト。
隠ぺい力が強い塗料なので、プラサフのグレーも直ぐにマスクしてくれます。
ファンデーションホワイト |
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ベースの白が塗れたら、腹は蛍光レッド、背中は蛍光グリーンを塗装。
すみません・・・ココからやっと画像が・・・。(^_^;)
次にボディにはゴールドを塗装。
今回は、Mr.カラーの「ラフゴールド」・・・ゴールド片が大き目なので、このままでも十分キラキラします。
「ラフシルバー」共にオススメのカラー。
GX217 Mr.メタリックカラー GXラフゴールド[GSIクレオス]《発売済・在庫品》 |
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ここまでくれば何色に塗装しているのかお分かりでしょう。
名古屋港で有効なカラー、グリーンゴールド。
ただ、ここで終わりません。
この上にラメパウダーをふりかけます。
ゴールドまで塗装が終わったら、クリアーを片面ずつ吹きます。
この時の塗料は、表面が少し濡れた感じまで少し多めに。
片面を塗装した直後にラメパウダーを振りかけます。
クリアーカラーを接着剤代わりに使うという方法です。
(ラメパウダーの振りかけ方は、後日紹介します。)
片面にラメを振りかけた後に、その上からクリアーをもう一度吹き、ラメを固定します。
片面が終わったら、反対側も同じような行程でラメを付着させます。
ラメを付け終えたら、リップのマスキングテープを外してクリアーコートをして完成。
こんなカラーになりました。
ラメパウダーはあくまでも軽く振りかけるのみ・・・隙間多めです。
ベースカラーは下に塗装したラフゴールドで、乱反射を強めてアピールを強くする為のラメパウダーです。
なかなか良い色になったでしょ。
次回のルアーDIYは、ラメパウダーふりかけ編です。
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